案外長いあいだ知らなかったストロボの話
- しろふくろう
- 2018年1月22日
- 読了時間: 3分
個人的な撮影状況ですが
1回の撮影は、かなり長くても2時間以内だと思います。
というのも、単にもっと撮りたいということもあるのですが
時間のやりくりがそれ以上できない、という現実的な都合のためです。
たとえば
コーヒー飲んで打合せして
撮影しながらお茶をして
更に終わったら食事
とか、
やれたらいいなと思うところと
そこまでやったら被写体さんも1日束縛だなと思うところと
どちらもありです。
さて、
今回のかなこさんの撮影も、1時間ほど。

時間が限定されていますので
撮影場所もそれほど幅広くはできません。
青森駅から徒歩15分圏内
一応街中ではあるので、ソフトボックス抱えてということではなく、
カバンにカメラ2台、レンズはつけっぱなし。
ストロボ1灯を小さいスタンドにつけて、、、というくらいの装備です。

夜なのでストロボを使う、と思う方もいるかもしれませんが
街中の時はかならずしもストロボは使いません。
街の中にはたくさん明かりがあるので、それを使用します。
---------------------
今日はひとつ、アホな話をしたいと思いますが
ストロボを使用する時に、随分長いあいだ、
「どうしてこんなに不便な光らせ方をするんだろう??」
と思っていたことがあります。
というのも、
ストロボは光るのは一瞬ですよね
シンクロスピードのこともあります。
さらに
試しに光らせてみたところで、実際の写真にどの程度光が反映されているのか
よくわからない
そんなことから
どうせなら、ずっと光っている光でライティングして、
それで都合よく光を調整して撮ったらいいじゃないの
とおもっていました。
つまり
ハンディーなLEDライトとかで照らし続けて、ちょうど良く光をあててとったらいいじゃない
ということです。
たしかに
これもなしではないのです。
また、
ストロボを使うときに
どうしても「ちょうどいい光」の場所を探すのに手間取る場合があります。
ストロボはこれまた当然ですが
距離
光の強さ
照射角
があります。
また、ディフューザーやフィルターを使えば、数値通りというわけでもないので
「加減」
が必要になります。
その加減が、
「なんだかよくわからないな」
というのが正直なところでした。
もちろん今でもよくわからないですが

なんだか、あれこれ加減しながら、
使わないで済めばそれがいいなあ・・・と思いながら撮っています。
街中の写真はノーフラッシュです。
街の電灯は光り続けてくれているので、
いい場所に立ってもらって、
顔の向きだけそっちを向いててね
という感じで撮っております。
でも、
結局のところ
明るくするだけでなく
被写体さんと背景のエッヂを明確にする
とか
背景そのものを明るくする
とか
被写体さんを立体的に見せる
とか
動きを止める
などなど
ストロボの役割を知ると、
「そこにある光」
ではなく
「加える光」
も大事なんだなあ
と、思うわけです。
でも、そんなのは結構長いあいだ知らずにとっていましたけども・・・
最新記事
すべて表示素人が写真についていろいろ言っても、なんの参考にもなりませんが ここ最近で 「お!」 と驚きのあった「写真論」とか「表現技術」に関する本についてすこしだけお話したい。 そもそも論として 「写真」ってなんなのということは、それぞれの論があると思います...
D850を購入して、はやく使ってみたいなとは思いますが 年度末、年度初めはやはりなかなか忙しいです。 世間では、いろんな機材の話がでていて あっちのメーカーはこうだよ こっちのメーカーはこんなだよ というお話もあるのですが、 結局のところ、...
コメント